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クールスマイルブログ

 

 

冷えるメカニズム

クールスマイルはなぜ冷えるのか?その構造を解説します。

単三型乾電池1本で約90分の冷感を得る

従来、気化熱(水に浸して使う)のタオルや冷凍庫に入れる保冷材など、冷感を得るための方法には大きな装置や電源、水などが必要とされていました。そのため、汗によるにおい問題や冷却効果の持続性がないなどデメリットがありました。

クールスマイルはそれらを解決しました。単三アルカリ乾電池またはニッケルメタルハイライド乾電池を使用して90分以上(弱冷モード)持続します。これはサッカー観戦ができる時間に相当します。また、水に浸さないため衛生的で、希望した瞬間に冷感をすぐに得ることができます。

つまり、電池さえあれば冷却することができるということです。この画期的なアイデアは、軽量化も課題でした。しかし、クールスマイルキャップはわずか160g(電池を含む使用状態)と軽量で、一般の帽子と変わらないかぶり心地です。

電池のパフォーマンス

上図は電池の減り具合と温度の関係を表した図です。あくまでも参考になります。

冷やすためのメカニズム

メカニズム

クールスマイルの心臓部は、シンプルな構造で設計されています。これにより軽量化とコストダウンに成功しました。

構造の全体を占める、ヒートシンクはアルミ合金製で軽量です。このヒートシンクは空気との接触面積を増やす役割があり、効率的に放熱を行います。

このヒートシンクは電池ボックスと電極の役割も兼ねています。実際に冷却するにはペルチェ素子を使います。(ペルチェ素子とは2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属からもう片方へ熱が移動するというペルティエ効果(Peltier effect)を利用した板状の半導体素子のこと。直流電流を流すと、一方の面が吸熱し、反対面に発熱が起こる。)

使用する電池自身も放熱に一役買います。ペルチェ素子により発熱した熱は図のように放熱され、大気中に放出されます。効率よく冷気を取り込むには効率の良い放熱が欠かせません。

自転車などで移動中はヒートシンクがたくさんの空気に触れることになり、効率的な冷却を行うことができます。

どれぐらい冷えるのか?

冷感温度(実際に肌に伝わる温度)と実際温度(実際のペルチェ素子の表面温度)に分けて考えます。ペルチェ素子は高温側と冷温側の2方向に温度特性があります。高温側実際温度が25℃の場合、冷温側は16℃といったイメージです。(※湿度や気圧、現場の環境によります。)

先に実際温度の説明をしましたが、本来肌に感じる温度は異なります。体温があるためです。先ほどの冷温側が16℃であれば、体温が36.5℃と仮定します。温度差は20.5℃となります。かなり冷たく感じる要因です。しかし温度差ですと、冷温火傷(れいおんやけど)の危険があります。クールスマイルには冷温火傷を防止するため、ジェルパッド(冷感を広範囲に広げ、肌に優しく冷やす保冷剤入り袋です。)を搭載しています。ジェルパットは肌に直接当たる面積を広げ、冷気を穏やかに伝える役割があります。また、柔軟性があるので額に沿って接触します。

Capモデルでわずか160gの軽量

この160gという快挙は、電池が入った実際の使用状態の全重量になります。徹底したヒートシンクユニット設計により、実現しました。見た目よりも重さを感じさせないでしょう。

一体型ユニットのメリット

量産時の効率化によりコストダウンが図れる点と、パーツの一体化により生産速度が速くなります。また、一体化されたデザインは他の身体の部位でも柔軟に対応します。ご自身のお持ちの帽子にも(改造が必要です。)取付が可能です。

冷却2段階

クールスマイルは大型の回転スイッチを採用することで、帽子をかぶりながらスイッチ操作ができるように設計されています。OFF/ON1/ON2の切り替え式になっています。ON1は弱冷モード(長時間緩やかに冷やす)、ON2は急冷モード(短時間により強力な冷却が必要なときに使用)となっています。この選択肢があらゆるシーンで活躍することでしょう。

使用電池はエネループ(充電式乾電池)などがお勧め

世界中で使える単三型乾電池に対応しております。より省エネと毎日使用することを考えれば、充電式電池が手ごろでお勧めできます。繰り返し使用することができるため、エコで環境によいです。