暑さと戦う現場のために クールアーマー2 人間エアコン

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クールスマイルブログ

CoolSmile(R)熊本地震復興支援ミッション熊本地震復興支援ミッションレポート

<2016.8.10更新中>

暑さと戦う熊本復興のために、熊本県益城町を訪れました。今回のミッションは東日本大震災(3.11)より始まった、震災復興開発プロジェクト、クールスマイルの初めての支援ミッションとして、以下の通り実施いたしました。

東日本大震災時に、電力不足から熱中症の危機に直面し、熱中症対策製品の開発に着手いたしました。その後の災害に備え、準備していた商品が、ちょうど完成していたため、熊本へ向かいました。夏季の復興作業をクールに行えるよう、体力の温存と熱中症防止の効果を維持いただけるよう支援いたしました。

1)

熊本県益城町へ向かい、最新鋭の人間エアコンセットを無償提供する。(支援内容)

2)

最新の益城町の現状を把握し、レポートする。

さんふらわあ あいぼりで大阪ATC港を出発

【2016年7月5日火曜日】

熊本県益城町震災復興ツーリング スタートです!

さんふらわぁ、あいぼり号にて大阪ATC港を別府観光港に向けて出発!

このとき大量の荷物を積載しています。これほとんどが人間エアコンと氷を積載しています。

さんふらわあに乗船

バイクでさんふらわあに乗船します。この鉄の橋はサンフラワーに備え付けのもので、毎回ドキドキします。

大阪ATC港を出発!

大阪ATC港を出発!ビルに反射する夕焼けがきれいです。

ライトアップされた、明石大橋の下をくぐる

ライトアップされた明石大橋の下をくぐります。船旅ならではの演出が待っています。

さんふらわあ船内

七夕前とあって、船内には短冊が飾られています。寝室は大広間のツーリストベッドです。布団幅はとても狭いので寝返りできません。共用スペースは広くゆったりとしています。

壁掛け人間エアコン ツーリストベットさんふらあ

ツーリストベッドには荷物置き棚と壁のフックが利用できます。まずまずの収容スペースです。

さんふらわ ツーリング

手荷物でクーラーボックスに保冷剤と凍らせた500mlのペットボトルを。これが翌朝のツーリングまで使用できました。

天孫降臨しそうな朝日 さんふらわあ から

天孫降臨しそうな朝日です。とても雄大な光景です。

大分港到着、鉄輪で朝ごはんです。

大分港到着、鉄輪で朝ごはんです。まずは体力つけなければ!朝もややぬるい気温です。

NAVIHO ナビホを使って移動

MS1ナビホを使って、移動。安定して走行が楽しめます。ただ、Bluetoothイヤホンを忘れてしまって、無音声で使用しています。

雄大な大分の由布岳

雄大な大分の由布岳。とてもきれいな山々の景色が続きます。

手を広げここに誓う。暑さと戦う戦士

手を広げここに誓う。暑さと戦う戦士。大手企業なんて関係ない!本当に暑さで困っている人を救うんだ。クールスマイルの技術で。今回のツーリングには熱き思いがある。買ってくれなくたっていい。製品のホンモノを知って欲しいんだ!

段々畑

本当に美しい段々畑の風景。ちょっとしたところに日本の美しさがある。

バイク博物館

山中の湯布院・岩下コレクションに来ました。朝早くに来たため、まだオープンしていませんでした。こちらも熊本地震の影響で被害をうけ、40日間閉館していたそうです。貴重なコレクションは甚大な被害になっていたそうです。写真は震災復旧後の様子です。

美しい湯布院の山中にある。

美しい湯布院の山中にある。ライダーなら一度は訪れて欲しい。マスターがモーニングコーヒーを特別に出してくれました。そして、ここに来た経緯など、人間エアコンについて語りました。

戦闘機からフィギアまで

戦闘機からフィギアまでなんでも展示している、とてもユニークな湯布院・岩下コレクション

年がたつにつれて、歴史博物館に。まだ見たことのない別世界をあなたに。

懐かしいファンタ

懐かしいファンタ。プルトップ缶ではない当時ののカンズメのようなジュース缶。開けた後のプルタブが問題でした。それがゴミになったり、砂浜で踏んで怪我したり。缶の中に押し込んで処理したりしていました。画期的な現在のプルトップは開けても缶に残るため、リサイクル率も向上しました。

岩下コレクションの窓から

岩下コレクションの窓から

九重大吊橋

九重大吊橋 日本一の高さを誇る吊り橋とか。

30℃を超える夏日だった。熱中症に注意

10:45分 気温は30℃を超える。そんなときに小休止でソフトクリームをいただく。「えっ、人間エアコンって何ですか?」早速、問いかけラッシュです。「今から熊本へ向かうんです。」

いっぱい写真も撮られました。高いところが怖い方にはお勧めしにくい橋ですが、割と怖くない工夫がされています。

高さ日本一のつり橋

ピラミットよりも高い!この日は通行無料でした。

阿蘇のカルデラ外円から望む

九重連山の美しい山々の地形を走り抜け、さわやかな反面、暑さが襲います。

大阪から持ってきた氷を温存しながらの使用なので、スイッチを入れたり、切ったりの繰り返しで氷を持続させています。

空は透き通る青、緑の草原、見通しの良い風景にうっとりしながらも、風と共に駆け抜けてゆきます。

阿蘇山地点

山々の美しさ

いたるところに、ビュースポットがあります。自然の絵がとても美しい。

皆さんもこの光景をぜひ、見に行ってほしい。

阿蘇山のカルデラを見渡せる

阿蘇山のカルデラを見渡せる展望スポットです。

思わず、ワインディングロード

思わず、ワインディングロードを振り返る。

阿蘇神社 復旧前

熊本県の第一目標地点に到着。「阿蘇神社」です。到着して状況を目で確認。何やら消防の車が、池の清掃をしているようです。鯉が水槽に?池が破壊されたためか?いたるところが仮の復旧状態です。

阿蘇神社 石が倒れている

一階にあたる、柱部分が完全に折れ、屋根のみが見えている状態です。危険なので立ち入ることができません。石材もかろうじてドミノ倒しをしているかのように立っています。地震の大きさを見て取れます。

唖然とします。阿蘇神社

早速、神主さんを尋ねると、復旧作業も、まずは現状確認がまだなので当面手が付けられそうにないとのこと。完全復旧に7〜8年はかかるんじゃないか?と言われておりました。この現場は、まだ人間エアコンは活躍しそうにないとのことなので、人間エアコンの配布には至りませんでした。

木造建築がいかに危険か

木造建築がいかに危険なのか、この後熊本市街地でも知ることになります。阿蘇神社が復興再開することを願います。クールスマイルができること、お手伝いいたします。

熊本復興ツーリング

阿蘇神社前のお食事やさんが軒並み営業しておりませんでした。観光客が来ないためでしょうか。仕方がなく、バイクを走らせ、道中の手打ちうどん屋さんへ入りました。こちらのおかみさんに聞いた情報で、阿蘇山へのすべての登山ロードは閉鎖されているとのことでした。阿蘇山へ行けるものと思っていたので、残念でした。

阿蘇山全線通行止め

阿蘇山へ上がる道路のすべてが通行止めでした。復旧まで待つか、ヘリコプターでの移動しかなさそうです。実は2年前にもこの道路を通りました。カドリードミニオンよりヘリコプターに乗ることができます。一人で乗るととても高いです。できれば相乗りで乗りましょう。

〜回想〜

カドリードミニオン ヘリコプターに乗る。

ここからは2014年5月(回想)の阿蘇山の様子をお届けします。当時初めてバイクで熊本を訪れた際CS501B(バイクのエアコン)のテストライドでCA1を使用していました。とても懐かしい思い出です。

阿蘇山を上空から眺める。

ヘリコプターに乗ると、上空まであっという間です。安定して上昇してゆきます。阿蘇山の噴火口を真上から見ることができます。写真右上の当時テスト状態だったNAVIHOの原型です。簡易型ですがきちんと機能しておりました。熊本だからか?熊がたくさんいました。

CS501B計画

CS501B(バイクのエアコン)計画は途中で中止するに至り、その発展上に人間エアコンがありました。人間エアコンはライダーだけでなく、万人に使用できる熱中症対策システムだからです。しかも大幅にコストダウンに成功しました。さらにCA2テクノロジーを採用したため、量産化に成功しました。クールスマイルには、このような歴史があります。

阿蘇山の河口をみて、アルパカと出会い

阿蘇山の河口を運よく(時に風向きなどで行けない時がある)見て、上空からも撮影できました。その時の記録写真(2014年5月)でした。アルパカと出会い、チンパンジーのパン君にも会えました。バイクのエアコンはテスト走行3500qを突破しました。想定価格20万円は程遠く、100万円以上になる試算でした。帽子の上についている物体はCS101冷える帽子のエンジンです。

〜回想〜

熊本市内方面へ向かう道中

熊本市内方面へ向かう道中、さんふらわあで一緒だったライダーと偶然遭遇。

山体崩壊 熊本

地震により、山体崩壊していることが分かります。

山肌 阿蘇山

山肌が大きく崩れ落ちています。とてつもなく大きな規模です。

熊本市到着

いよいよ、熊本市内に到着です。まずは熊本県庁を訪ねました。

熊本県庁 人間エアコン くまモン

熊本県庁を訪れました。事前連絡は入れていたのですが、誰もわからず、アポなしのような対応でした。いわゆる復興応援要員で内部的に混乱があるようです。ひとまずは、復興支援目的を伝えました。復興支援のセクションと、くまモンのキャラクター管轄部門です。キャラクターはグッズ製作でお世話になっていたので、いったのですが、真顔で、くまモンの中に人はいません!って怒られました。キャラクター内の暑さ対策を薦めたんですがね。いらないとのことです。ハイ。

お役所的な対応はどこへ行っても同じのようです。

熊本県には知り合いが誰もいないため、ひとまずは県庁へ報告に来たわけです。特にいかなくてもよかったのですが、活動の目的などを事前に伝えておくことにしました。

復興支援グッズ段ボール箱の山

復興支援グッズ段ボール箱の山です。日本各地から送られてきた物資のようですね。県庁の一階の状況です。

ゲストハウス阿蘇び心

ゲストハウス阿蘇び心さんへ泊りました。急きょ泊まれるホテルがなく、ちょうどよいお宿が見つかり、安堵でした。なんといっても古民家改造ゲストハウスなので、冷蔵庫が自由に使えるんです!これは最高でした!しかし、冷凍庫のパワーが弱かったです。朝にはかちんこちんの氷を期待していましたが、半氷でした。

とにかく楽しくて安い宿なので、バックパッカーにはお勧めできます。

ラーメン熊本

夜はラーメンにしました。熊本一、行列ができるそうです。(ゲストハウス店長マップ談)熊本市内も古い木造建築の物件が軒並み被害を受けておりました。

益城町へ

7月7日、朝8時出発!朝でも暑いです!!今日は暑くなりそうな予感。昨日完璧に氷が作れなかったので、氷の持続力に不安があります。

益城町 復興対策本部

益城町の復興対策本部、仮設庁舎などを訪れました。こちらの建物はどうやら他県から来た応援職員の活動場所のようです。益城町の仮庁舎へ行き、ボランティアセンターへ行くことを案内いただきました。

益城町役場 使用できない状態。

役場は使えない状態のため、すぐ隣の仮設庁舎にて、活動していました。

益城町仮庁舎

今もなお、そのままの状態です。

役場からすぐの住宅。地震当時と変わらず、いまもなおそのままの状態です。

益城町地震

川は大雨で増水したため、土のうが張り巡らされています。益城町の中心地へ来ました。倒壊した建物の前に住民が見回りに来ているようです。まだまだ復興の途中です。

益城町ボランティアセンター

益城町のボランティアセンターです。町役場から約1.5kmほど。この日はボランティアの皆さんが少ないとのことです。グラウンドをまるごと活動の拠点としています。

人間エアコンの説明

益城町の方に、人間エアコンの説明をしています。興味深く聞き入っています。まだ車中泊の方もいるとの情報を得ました。暑さと復興。大変です。

町の人に聞く

さて、問題のどうすれば現地の人を救えるか。。。

今から出発をする直前のボランティアチームを発見!彼らに同行することにしました。

復興同行

ボランティアセンターに依頼があって派遣されるようで、車で10分ほどの現場に到着しました。どうやらおばあちゃん(82歳)の自宅の不用品撤去のボランティアのようです。おばあちゃんに人間エアコンを試していただきましたが、冷たすぎて無理なようで、私はチームから離れ、街を歩き始めました。暑い!とにかく暑い!

 

すると。。。。

 

第一村人発見!!

 

ゆっくりと原付を走らせる、おじさんがいるではないか!村人捜索からわずか10分の出来事でした。

あまりにゆっくり運転しているので、引き留めて話を聞くことができました!

方便が強くて半分ぐらいしか聞き取れません。。

自宅まで言ってお話を聞いてもらいました。

被災した自宅

自宅は母屋が使用できない状態で比較的新しい隣家で生活されていました。あちこちがボロボロな状態です。

農家さんクールアーマーCA2

ちょうど、先週熱中症で倒れた若い息子さんがいるとのことで、連れて行ってもらいました。

人間エアコン着用

その場でいきなり着用してもらいました。ちょうどよい感じです。

クールアーマー無償提供

こちらの農家さんで3セット提供できました。まずはミッションクリアです!

次にもっと過酷なハウス農家さんを紹介いただき、今度はお母さんに連れて行ってもらいました。

スイカいただきました。

スイカを早々いただきました。こちらのハウス、中に入るととても暑いです。そして、ハウスの上のほうの空気と、下のほうの空気では全く異なる暑さです。

スイカハウス農家さんで人間エアコンを使ってもらう

手を挙げているのは、上のビニールを抑えるためでした。

とても過酷なハウス栽培。とてもおいしいスイカの裏方には、汗したたる想いがありました。おいしいスイカをいただきありがとうございます。

こちらで2セットの提供ができました!

復興工事

復興の工事は、この暑さもあり、なかなか進んでいない様子です。

課題もたくさんありそうです。

大量のごみも課題となります。まだ農村部は土地があるだけ、余裕があります。

休憩中のハウス農家さん

休憩中のハウス農家さんを最後に訪れました。このとき暑さはピーク。私もフラフラになりながらの対応でした。自宅の敷地内にはまだ整理できていない復興課題を持ちながらも、農業を進めています。

こちらで3セット提供し、ミッションは終了となりました。熊本県益城町の皆さん、突然の訪問ながら、ご協力ありがとうございました!!

大型の農耕機

大型の農耕機械です。

ご飯をいただきました

スイカのハウス農家さんを紹介いただいたお母さんに、ご飯を頂きました。まだ仮設住宅ですが、エアコンが効いていて、休憩ができました。もう少しで熱中症になりそうなぐらい暑く、人間エアコンをほとんど使用できなかったので、体力が限界でした。

 

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以降更新中

 

働く現場、クールスマイルのクールアーマーCA1

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