クールスマイルについて
クールスマイルは2011年3月11日に発生した、東日本大震災の衝撃をうけて、発足しました。
夏に復興が必要であることをすぐさま思いつき、震災被害地域の復興に生かせないか、開発による後方支援を目的とし、通常はあらゆる暑い現場で使用できる熱中症対策製品の開発を進めました。
地震に津波、福島第一原発の事故、緊迫した電力需要における計画停電。風水害や地震などの天災後の復興を支援できる製品。労働の過酷な暑さから救える製品を目指しました。
現在の人間エアコンの品質になるまでには多くの時間がかかりました。妄想から実験を繰り返し、99%の失敗の中から学んだ毎日の発明により実現しています。日々の努力を惜しまず、7年間の赤字開発でもあきらめなかった。
人間エアコンにかける思いは、人一倍強く、たった一人ではあるが、強い気持ちにより成熟したクオリティを生み出し、現在は実際に現場で大活躍しています。
一人はみんなのために、みんなは一人のために。”ニッポンを冷やそう!”のスローガンを掲げ、毎日革新を続けています。
開発者 中西雄三 (2019.10.9)
クールスマイルの最初のミッションは、人間エアコンの初期型製品 CA2typeBとCS311との組み合わせ製品を、被災地に(支援として)持っていくことでした。当時(2016年7月)最新鋭かつ、夜な夜な作って出来立ての人間エアコンを愛車のバイクに詰めるだけ積んで、大阪港より出航し九州へ向かいました。行き先は熊本県益城町でした。
CoolSmile(R)熊本地震復興支援ミッション レポート
人間エアコンの記念すべきファーストモデルは、CA2typeA CA2typeB との組み合わせのCS3032種類。
セット価格は12万円でした。開発費用などを考えるとこれでも激安の部類なのですが、本来であれば50万円ほど欲しかった生産技術でした。それでも初年度12セットほど売れた当時ベストバイ製品でした。
かなり苦労を重ねて開発したことを覚えています。
クールスマイル製品第一号(CS101冷える帽子)
冷える発想から生まれた。クールスマイルは、夏場の熱中症予防や節電需要のために開発されました。まず登場した、つばつき帽子(キャップ帽子)からなる冷えるシリーズです。”クールスマイルブランド”2011年誕生しました。その第一弾が熱中症対策帽子クールスマイルCS101です。
開発秘話
どうすれば、冷感を持続できるか?が課題でした。カイロや湯たんぽといった、熱くするアイテムは従来からたくさんの商品がありました。しかしながら、冷やすことを長期間持続させることや場所を選ばない、必要とするシステムが単純で効率的である必要がありました。
1995年、阪神淡路大震災をきっかけに、復興を祈願として生まれた楽天市場に始まるサービスがありました。彼らは見事に復興のシンボルといえる成果をあげ、人々の役に立ちました。開発者:中西雄三
クールスマイルも”冷やす”という概念に執着し、震災(東北地方太平洋沖地震)後の節電需要に向けて開発がすすめられました。
17年前より試行錯誤の上、さまざまなアイデア商品開発を進めておりましたが、ようやく商品化されることになりました。
キャッチフレーズ
”ニッポンを冷やそう!”をキャッチフレーズにしたブランド「クールスマイル」は(発案者:中西雄三)3.11の震災をきっかけに発案されました。”ニッポンを冷やそう!”にこめられた想いは”復興と元気になれる日本”にあります。
コンセプト
いつでもどこでも、簡単に冷気を扱うことができるこのクールスマイルは、帽子用、首用、靴用などあらゆる箇所に柔軟に対応します。
本製品の概要
電池で動く画期的な実用性のある冷却システムはかつて存在しませんでした。冷蔵庫や水(気化熱利用)を必要とせず、実際に現在温度からマイナス方向へ冷却することで体温を奪います。
まさに人間クーラーです。頭部の温度を下げることで、フューマンエラーを減少させることができます。エアコン28度設定が常識となった現在、個別に人間エアコンを設けることでいつでも少しの間、”クールに休憩”をすることができます。
たとえばオフィスでの仕事時、エアコンの温度が28℃の設定でも、エアコン温度25℃の場合と体感温度はさほど変わらなくなります。(イメージ)夏の節電需要に答えることができます。
熱中症予防のためその対策方法を検討した結果、軽量で自己冷却機能(風を送るものはここでは冷却とは言わない。)を持った帽子は存在しませんでした。
熱中症とは室内でも起こりうる問題で、エアコンの使用温度変化や水分の補給などの管理が求められます。なにかと忙しい中、体調管理を徹底することは難しいです。
冷える帽子は場所を関係なく、いつでも着用してスイッチを入れるだけで機能します。日強いな時に必要なだけ、効率よく頭部の熱を奪います。
クールスマイル着用 |
クールスマイル非着用 |
エアコン温度28℃ |
エアコン温度25℃ |
消費電力小 |
消費電力大 |
体感温度同等 |
開発に至った背景
生産する拠点(協力工場の選定)、コスト削減、アイデアねん出、販売ルート確保、開発コストがすべてそろった結果、商品化に成功しました。一つでも欠けていたら、クールスマイルは誕生しなかったといえます。
中国の協力工場に生産依頼
「クールスマイル」名前の由来について
クールとかアイスとかかなり市場は似たようなものがありすぎて困りました。 COOLはそのまんま、”冷やす”や”冷たい”イメージですが、”カッコイイ”という意味もあります。 Smileは”笑顔”です。直訳すると「カッコイイ笑顔」ということになります。 なのでモデルさんにはニコニコしていただきました。でも、本当の由来は3月11日にあります。日本最大の大震災の事件から、ニッポンをあったかく、楽しい未来に向かっていってもらいたい。 そんな思いから、”笑顔”を選びました。 いつもニコニコ!ガンバレ日本! 単純に最初は検索エンジンの登録数が少ない単語を選んでおりましたが ぴったりの言葉が見つかってよかったです。
クールスマイルの新製品はホームページ上で紹介しています。クールスマイルストアーで購入することができます。取り扱い販売店も募集しています。